こんにちは。新しい年を迎え、早くもひと月が過ぎました。後から振り返ったときに後悔の無いよう、毎日がチャンスだと思ってチャレンジをしていきたいと思っております。
「新しい年には小さなことでもいいから、一つずつ自分に課してゆくものを作り、守ってゆこう。それが『自分らしさ』というものを作ってゆく近道ではないだろうか。」とは、修道女であった故渡辺和子さんの言葉です。小さなことでもいいから毎年新しい変化を起こそう、そしてそれを粛々と守り、習慣に、文化にしていこう、それが自分自身を形作っていく。匠グループには教育活動を通して実現したい理念があります。それを忘れぬよう、常にスタッフと共有をしています。「匠らしさ」を作っていくために、今年も小さなことをコツコツ積み重ね、これまでよりさらにパワーアップしたねと感じていただけるように頑張ってまいります。
さて、生徒のみなさんは今年の目標は何か決まりましたか?もし、「これを目指すぞ!」というものがあるのであれば、もうあとはやるのみですね。自分の可能性を信じて、日々挑戦を続けましょう。
一方で、目標が見つからないなという人もいるでしょう。でも、大丈夫です。目標がまだわからないというのが決して悪いわけではありません。自分がこの先目指すものを探す楽しみがあってワクワクするな、くらいに前向きに考えるのがいいと思いますよ。
自分が何をしたいのかわからない、何を目指せば良いのかわからない、と進路のことで悩んでいる人は実際少なくないと思います。その答えを見つけるコツの一つが「関心を持つ」ということではないでしょうか。
例えばこのような質問はどうでしょう。「みなさんの家から学校までの間にいくつポストがありますか?」そんなの普通わからないですよね。当たり前です、普段郵便物を投函することが無い限り、ポストの所在なんて関心がないから「確かにそこにあるのに、見えていない」のです。
自分のやりたいことや向いていることも実は「身の回りにあって気づいていない」だけかもしれません。それに気づくには、まずは「関心を持つこと」、いろいろなことに関心をもって、見たり聞いたり、調べたり、また体験してみたりすることです。
自分がどんな人間であるのか、そしてどう生きていきたいのか、その答えは自分の中にしかありません。しかし、私たちを取り巻くすべての物事は実は自分を映しだす鏡であったりもします。ですから、普段から身の回りの人や物に、関心をもって接することで自分自身のことが見えてくることもあるはずです。
今年1年がみなさんにとっても大きな飛躍の年になることを願っています!