うまくいっている自分とうまくいかない自分!

こんにちは!高針台中学校前校の南です。いよいよ2019年がスタートしました。まだまだ寒い日は続きますし、インフルエンザの流行もちょうど今の時期がピークになるので体調管理はしっかりしていきたいですね。

さて、新年1回目の記事を書くにあたり、何気なくちょうど1年前に自分が書いた記事を見てみました。「あの記事を書いてからもう1年も経ったの!?」という感想が1番に浮かびました。やはり1年という時間が経つのは早いなと…。次に思ったのは、1年間で自分の考え方なども変化するんだなということです。もちろん自分が大事にしている想いの根っこの部分は変わらないですが、以前の自分がこれしかない!と盲目的に信じていたことが実は他にも正解があることに気づいたり、自分の知識が増えることでより多くの視点で物事を見ることができるようになったことを実感したりしました。

小中学生のみなさん、高校生のみなさん1年前の自分を思い出してみてください。そして、今の自分と比べてみてください。身体はもちろん成長していると思いますが、考え方とか目に見えにくい部分も成長したなと感じることでしょう。もちろん先生たちもみなさんの内面の成長に気づいていますよ。しかし、これだけは言わせてください。みんなはもっともっと成長できる!!というのも、昨年のみなさんの様子を見ているとやはりどこかで自分に限界を決めてしまっているように感じることが多かったからです。そして、それを見てすごくもったいないなと思っていました。ぜひ今年は自分に限界を決めず、より高みを目指して挑戦してほしいと思います。

何かに挑戦するときに必要なことはなにか、それは目標です。それも明確な目標でなければなりません。期限を決めていついつまでにこれを達成するといったように、より具体的な目標を立てましょう。目標を持つことの重要性は今までも幾度となく話してきました。今回は目標を達成するために重要なことを1つお伝えしたいと思います。

今までの中で何かうまくいったときや、目標を達成できた時の自分を思い出してみてください。どんな小さなことでも大丈夫です。部活でライバルに勝ったとか、テストで調子が良かったとかそういうことです。そのときの自分の状態はどうでしたか?それを紙に書き出してみましょう。睡眠がしっかりとれていたとか、意識していた相手がいたとかいろいろあるかと思います。自分が成功した時の状態、それを再現することが目標を達成する上で最も重要なことです。例えば一流のスポーツ選手は、上手くいっているときの自分をつくり出すのが上手なのです。毎日同じ時間に同じものを食べて、同じ練習メニューをこなして…というのは全てうまくいっているときの自分を再現しようとしているだけなのです。

一方、うまくいっていない時の自分の状態を知ることも重要です。今までの失敗を思い出してみてください。人が失敗する原因は意外と自分で分かっていることが多いと思うのです。ダメだと分かっていながら間食をしてしまったり、スマホを触ってしまったり…。いかがですか?少なくとも私はそういう失敗ばかり繰り返しています。(笑)でも、裏を返せば失敗の原因を分かっているのだから避けられるはずです。うまくいっていないときの自分の状態をきちんと自分自身で把握しておくことで、失敗を回避することができるのです。

成功しているときの自分とうまくいかないときの自分、その両方をきちんと把握し、うまくいっているときの自分の状態を再現することが目標を達成する第一歩なのです。