自分の中身を育てよう

こんにちは!高針台中学校前校の南です。
1学期も折り返し地点を過ぎ、衣替えの季節ですね。

今回は「自分の内面を磨く」ことについて書きたいと思います。
偉大な実業家の言葉に「見た目は一番外側の中身である」というものがあります。これは人の内面と外見は密接につながっているから、理想の自分になるためにはその両方を磨くのが大事であるという教えです。
私は、ここでいう「見た目」は単なる外見を指しているものではないと考えています。例えば、仕草、発言、姿勢…他人の目に映るすべてを含めて「見た目」だと思うのです。

入塾時にお約束いただいている誓約書には「返事をしっかりします」「挨拶をしっかりします」「立腰の姿勢で取り組みます」という項目が入っていますね。
なぜ、これらが大事なのでしょうか。社会に出た時のマナーだからでしょうか。
もし、単なるマナーの話であれば、相手が挨拶をしない人だったら自分もしなくていい、皆がダラッとした空間では自分も適当な姿勢でよいということになります。
しかし、私はそうではないと思います。「返事」「挨拶」「姿勢」は「見た目」の一部です。これらを良い状態に保つことは、自分の内面を整えることに他なりません。明るい挨拶をすることや、きれいな姿勢でいることは相手との問題ではなく、常に自分との間の問題なのです。

人の魅力はその内面から滲み出てくるものです。
ですから、生徒の皆さんには10代のうちに自分の中身をしっかり育てて欲しい。その中身を育てるために大事なことこそが、「見た目」を良くするということではないでしょうか。
そういう視点で今一度誓約書の項目を見返してみて欲しいと思います。