こんにちは。匠ゼミナールの筒井です。ついこないだ夏期講習が始まったかと思えば、もう7月も終わり!今月はびっくりするぐらい早いな、と思っていたら、生徒たちからも「今月は早かった…」という声が。8月の模試が近づいているのもあり、「もっとやらなきゃ」という焦りも見えてきました。
そこで、今回の題名を思いつきました。焦ると急ぐ、似て非なるこれら二つの言葉の違いは、「やるべきことが定まっているかどうか」だと私は考えています。焦るは、とにかく何かやらないと!どうしよう!と慌てるのに対し、急ぐは、やるべきことを達成するために全力をかける、なのです。受験勉強で肝要なのは、やはり後者でしょう。そして急がば回れという言葉がある通り、急ぎたいのであれば、遠回りに見えても基礎から固めるしかないのです。「裏技」や「直前テクニック」という“近道”は魅力に見えても、それだけで乗り越えられるほど世の中甘くない、ということですね。ちなみにこれは体験談です(笑)ただ、使いこなせばテクニックも役立つもの。最後の手段として完璧に身に着ければ、それは立派な「技術」になります。基礎を繰り返して応用ができるようになるのと同じ通り、テクニックも地道に繰り返すことで本物の力になるのです。勝負の夏はまだまだあります!がんばりましょう!