予定通りに飛んでいる飛行機は何パーセント?

みなさん、こんにちは!匠個別予備校の井上です。4月に入り、進学・新学年を迎える季節がやってきました。匠個別予備校も、新高3生が受験生に代替わりし、今年の受験もスタートです。新しい環境への変化はストレスを感じやすくなる側面もありますが、新しいことに明るい気持ちで積極的にチャレンジしていきたいですね。

さて、新しい生活や環境を迎えたことをきっかけに、心機一転、新しい目標や計画を考える人も多いのではないでしょうか。匠個別予備校に限らず、匠グループでは、夢を思い描くことや、その目的・目標を達成するために必要な技術について、意識的に繰り返しお伝えしています。しかし、最も大切なことは、それに継続して取り組み続けること。やはり、どんなによい目標や計画を立てても、実行しなければ意味が無いですよね。今回は、計画と実行についてお話してみたいと思います。

突然ですが、飛行機が「予定されたルート」を飛んでいる割合はどれくらいだと思いますか?海外から、日本の交通スケジュールの正確さは賞賛を得ることも多いですが、航空についても概ねほぼ時間通りですよね。ある程度の誤差はあるものの、車や電車移動だって遅延は起こり得るところを、あれだけの距離をほぼ予定通りに発着してるというのは、冷静に考えると驚異的なことだと思います。ところが、どうでしょう。予定通りに飛んでいる飛行機は、「0%」だそうです。

 

傍から見ていると予定通り順調に進んでいるように見えても、実際にはそうではないことがほとんどです。むしろ、「予定通りにいかない」のが普通だと思うべきかも知れません。思った通りに事が進むと過度に信じていると、上手くいかないことを認めたくない感情が湧いてきて、現実から目を逸らしてしまうかも知れません。あるいは、上手くいかないことで余裕がなくなり、周りや環境に当たってしまうかも。そうではなく、「計画は常に修正し続けるもの」と考え、最も大切なのは、計画ではなく行動そのものである、という意識が大切だと思います。私自身、自戒の念を込めて、日々行動していきます。年後はじめ、新しい目標を立てると同時に、継続して取り組む努力と方法にも向き合っていきたいですね。