自慢の講師紹介 -村松先生-(名東区の個別指導学習塾-匠ゼミナール)

匠ゼミナールの自慢の講師を紹介します!

今回は本郷校の村松先生の言葉です。それではどうぞ!!!

 

講師紹介 村松

 

「ノートはキレイに書く。」誰もが聞いたことのあるこの言葉。しかし僕の指導では、「ノートは汚くていい。」こんな言葉をよく使います。こんな事を急に言われてもよくわからないし、おかしいですよね。僕がこの言葉をたくさん使うのには理由があります。

“キレイなノート”とは、どんなノートでしょうか?字がキレイなノート?ちゃんと線にそって字を書いているノート?違います。それはだんだんできるようになります。では、どんなノートか。僕はこう考えます、授業でやったことを「キレイ」にまとめたノート。つまり、しっかり授業を聞いて、一生懸命自分なりに、わかりやすく要点をまとめたノートの事。そうして作った“キレイなノート”は、自分で勉強するときの大切なパートナーです。
さて、生徒のノートを見ると、計算の答えしか書いていない、ということが多々あります。一見、キレイなノートですが、なにがよくないかわかりますか?それは、計算の過程を書いていないということです。つまり、「ノートはキレイに書く。」という言葉のせいで、子どもたちは計算過程や、間違った計算を無駄なものとして考えるようになっているのです。だから僕はこう言うのです、「ノートは汚くていい。」と。間違った計算をかいてはいけないというルールはありません。ミスを恐れず思った通りに、がむしゃらに計算することが数学の上達につながります。だから、途中式も、筆算も、図もすべて残しておいてほしいんです。そうして作った“汚いノート”は、生徒たちが自分でみてもわかる努力の証です。
みなさんこれを機に、お子さんのノートを見てください。空白のないくらい真黒なノートは宝物です。そして、空白だらけだったら、ぜひ言ってみてください。「ノートは汚くていい。」