匠個別予備校が開校!! -スタッフの筒井からご挨拶-

高校生の大学進学フォローをメインとした匠個別予備校を開校するにあたって、スタッフの筒井からご挨拶を申し上げます!

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初めまして!匠個別予備校の筒井紗稀と申します。さて、突然ですが質問です。大学受験に必要なものはなんでしょうか?…そうですね、もちろん勉強です。しかし、ただ勉強量(時間)を多くすればいい、というわけではありません。実は、勉強をする前に準備が必要なのです。それは「計画」と「進捗管理」です。簡単に言えば、志望校に受かるためにどんな対策が必要で、自分がいまどこまで学習が進んでいるかを把握するということなのですが、これがまさに「言うは易く行うは難し」というもので、受験勉強において最も厄介で難しいものなのです。

なぜそう言い切れるのか?それは私が実際に手痛い失敗をしているからです。

私は中学1年生の夏から某進学塾に通っていました。塾では学校よりも早く新しい単元の勉強を進めていくので、学校の試験は常に上位をキープし、高校受験も(自分としては)楽々合格を勝ち取り、大阪ではそれなりに名の通った進学校に進学しました。しかし、そこで油断が発生しました。無事志望校に合格したことで気が緩んでしまい、「まあ授業を聞いていれば大丈夫だろう」という気持ちで塾に通わなくなり、自然と勉強もしなくなり…気づけば高校3年生の冬、浪人が確定していました。大学に行きたいという気持ちはあったので、某予備校で浪人生活を開始したのですが、最初の学力確認テストで愕然としました。クラスの中で下から数えた方が早いような成績だったのです。そこで私は自分が抱いていた「私は勉強ができる」という認識が間違っていたことを思い知らされました。受験勉強の進捗どころか、自分の学力も知らなかったのです。

失意の内に通い始めた予備校ではチューター(学校でいうところの担任の先生)がクラスに一人つくことになっていました。生徒はどの科目を何日に何時間勉強したか、睡眠、食事は何時間とったか、などを全て専用の表に書き込み、一週間ごとにチューターにチェックしてもらわなければなりませんでした。今思えば、「誰かにチェックされる」という状況があったことで「ちゃんと勉強をしなければ」という気持ちがより一層増した気がします。進捗管理をする前、つまり予備校に通うまでは自分が好きな教科、得意な教科ばかりやって、苦手な教科はついつい後回しにしていました。しかし、進捗管理を始めるようになってからは、当たり前ですが、苦手な教科ほど進みが遅いこと、勉強時間が少ないことに気づくことができるようになり、そちらを優先できるようになりました。その甲斐あって最終的に第一志望の大阪大学には受からなかったものの、第二志望の関西大学外国語学部に合格することができました。

私が通っていた予備校では学習時間のチェックはしてくれましたが、そもそもの学習計画が正しいかどうか、進捗は正しく把握できているかどうか、ということは全て自分で把握しておく必要がありました。私の場合、第一志望に届かなかったのは最初の計画の見通しが甘すぎたのだと思います。受験が終わってから、もっと早く記述問題の対策をしていれば…もっとリスニングの練習をしておけば…とたくさん後悔をしたものです。

いかがでしょうか?計画と進捗管理の大切さが少しでも伝わっていればうれしいです。このような苦く、後悔の残る経験をする人を少しでも減らしたい、第一志望に受かる喜びをたくさんの人に味わってもらいたい、その一心で私は匠個別予備校に居ます。

匠個別予備校では、あなたに合った「計画」と「進捗管理」を元に受験勉強のサポートをします。今何をしているか、次に何をすればいいか、ということがわかるということは、つまり純粋に受験勉強に集中できるということです。受験は長く、たいへんな戦いです。その戦いを私たちが全力でサポートします。