生徒とのコミュニケーションについて

皆さん、こんにちは。香流校の森部です。
新学期の中間テストも終わった生徒も多いと、思います。
ただ何点取れたか、ではなく、自分の今回の取り組みに対して何点取れたのかが最も大事です。良かった部分は次回に生かし、ダメな部分は反省し同じことを繰り返さないのが大切なので、自己分析を先生とともにしっかりと行いましょう。

さて今回は、生徒とのコミュニケーションについてです。あるケースにおいてよろしくない例とよい例(もちろんこれですべてが解決する訳ではないので、生徒の状況に対してアプローチを続けることが重要です)で考えたいと思います。

◎よろしくない例
先生「今日の宿題やった?」
生徒「やってない。部活が忙しくて時間がなかった。」
先生「なんで出来ないの?たった4ページでしょ。」
生徒「・・・・。」

◎よい例
先生「今日の宿題やった?」
生徒「やってない。部活が忙しくて時間がなかった。」
先生「なるほど、部活頑張るのはいいことだ。」
  「頑張ってやらなきゃ意味がないもんな。」
生徒「うん」
先生「ただ部活だけやってればいいとは思わないでしょ?」
生徒「うん」
先生「そしたら自分がいつ時間を取れるのか先生と一緒に考えようよ。」

よろしくない例において厳しさの面ではこっちの方がいいのでは?と思ってしまうが、生徒の持ついい部分、「部活は本気の自分」には先生が見向きもせず、宿題をやらなかったことに対してのみ、追及しています。実際に私も経験しましたが、この方法では生徒が前向きになることはありません。

次によい例。部活のせいで宿題をやってないのは基本的に自分が「悪い」ということは分かっているのです。(分かってない場合は、また違います)なので一方的に封じ込めるのではなく、そこに評価を与えた上でダメな自分を他人により再度自覚させられるのが大事です。


申し訳ありません。少し偉そうですが、ただ教えるだけではなく、そんなことを考えながら指導をしていることを皆様に知っていただきたかったのです。
生徒対応については日々思慮をめぐらせております。


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